新サクラ大戦レビュー
2019年12/14に発売された新サクラ大戦を
クリアしたのでレビューを書いてみます。
(ネタバレを含むため注意!)
プレイし、アニメ版サクラ大戦を視聴、
他シリーズに関してはネット等で
大まかなあらすじを知っているくらいなので
位置付けとしては新規寄りだと
思いますが、その目線でプレイ感想を
書いていきたいと思います。
良かった点
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キャラクターが魅力的
やはりさくらを始め、登場キャラクターが魅力的で可愛く、プレイを続ける毎にキャラへの愛着が沸いてきました。
特にあざみのエピソードをプレイしたことで
最初と比べ印象が変わりとても可愛らしいなとほのぼのしました。
ストーリーも続きが気になりつい連続でプレイしたくなりました。
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サクラ大戦の世界観を踏襲している
ナンバリングタイトルとしては14年振りの新作ということで興味と期待、不安がありましたが、あの太正の世界観は
見事に描かれていたと思います。
旧作の予備知識無しでも楽しめ、新規の方も
かなり取っつきやすいのではないでしょうか。
音楽も言わずもなが素晴らしかったです。
残念だった点
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フルボイスではないところ
体験版でも察しがついていましたが、
イベント中ボイスがあるところとないところがあるのは違和感がありました。
せめて選択肢が出る会話には
全てボイスが欲しかったです。
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話数が比較的短く、各キャラクターの掘り下げがまちまちであること
これまでのシリーズと比べても話数は短めで
物足りなさは感じました。
さくらはかなり優遇されていた印象です
が初穂の掘り下げが不十分だったように思いました。
小説版では各キャラの前日譚が
語られているようです。
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さくらの師匠の正体、目的が不明
降魔側であるような描写がありましたが、
特に語られず。次回に持ち越し?
ストーリー中、さくらがスランプの時に手を差しのべる様子もなく、帝劇に来た理由もよく分かりませんでした。
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戦闘パートがやや単調
従来のシミュレーションから
いわゆる無双風のアクションに変わったのは良かったのですが、ロックオン機能がなく、
操作しづらかったです。
せめて□は通常攻撃、○は必殺技といったふうにカスタマイズできると良かったです。
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夜叉の正体が不明
真宮寺さくら本人ではない事は分かりましたが(髪を触媒としたクローンのようなもの?)
、本人ではないのであれば当の本人は現在
どうしているのか、
夜叉はどのような経緯で誕生したのか、
なぜ桜花放神が使えたのか謎が残りました。
これも次回への伏線?
まとめ
久し振りの新作という事で発売日を楽しみに
していて、ゲーム自体は楽しめましたが、
ストーリーに説明不足な点や
なぜそうなったのか腑に落ちない点も多く、
クリア後にモヤモヤしたものが
残りました。
全体を踏まえて
個人的には⭐5段階中☆3.5
といったところでしょうか。
次回作が出たら購入すると思いますが、
今回の伏線回収、補完がされることを
期待しています。